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随想@劇場版まどマギ後編

 この記事には劇場版まどか★マギカ後編に関するとても重大な
ネタバレが含まれている危険性があるのでネタバレ回避したい方
は迷わず回れ右です。



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(以下、二百由旬)







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 さて、劇場版まどマギ後編を観ましたよ。
 まずは、特典フィルムで当たったものを紹介。

前後編視聴の限定特典フィルム
前後編視聴の限定特典フィルム

 杏子来ました♪
 ・・・これ、どのシーンか記憶に無いのだがw
 まぁ、俺は杏子推しでは無いのですが、しかし背景だけみたい
なのじゃなくて良かったですね☆
 いやマジで、これどのシーンだったっけ。

ーーー

 それでは感想をば。
 ・・・えー、結局シーン大幅追加されてたの9話放送分の杏子
のシーンくらいしか印象無かったというねw
 でも、この杏子vsオクタヴィアに関しては、杏子のダメージ
描写が加わって、より杏子の死に説得力が増したと思いますね。
正直GJです。テレビ版では、自爆死亡する必然性が少し弱めと
思ったので(流血っぽい描写もさやか青と杏子赤が溶け合る描写
と重なって、あまり流血に見えない可能性が)、今回ハッキリと
流血、斬撃で腹をやられたということで、致命傷を負ったと解釈
しやすいようになってますね。
 というか、俺が女の子のダメージ描写大好きというry
 で、その後は、ほぼテレビ版そのまんま。
 ああ、単なる総集編だなぁ、という。
 9話→10話への移行は新規映像で「話をいったん中断する」
というのを表現したいんだなと思いましたが、ハッキリ言って、
テンポ悪いなと感じました。
 これは映画版にするに際して難しいところというか、テレビ版
は一話ごとに時間的な区切りがあるので、途中でいきなり過去の
話を始めても違和感なく入り込めるのですが、時間的に連続して
いる映画だと、そこは一工夫必要となるのは仕方ないですよね。
 10話→11話は、ここにきてコネクト。
 OPルミナス→挿入コネクト、ついでにラストもコネクト一度
流してからEDひかりあれ。
 なんというか、音楽で尺を稼いでいるな、という印象。
 後からパンフ見たら、監督は映画としてというよりファン重視
というスタンスで後編を作ったと書いてありますが、初見さんも
結構多いので、やっぱりその辺の整合性はもう少し頑張れるかな
って思ってしまいました。まぁ、今のままでも十分初見さんでも
楽しめると思うのですが、なんというか、前編と比べ後編は少し
冗長だなと感じたので、ちょっと残念かなと。
 というわけで、はい、見ての通り、ちょっと辛口感想でした。
 まぁ、前編が単なる総集編に留まらない見事な出来だったので
後編も総集編以上のものを期待していたら、そのまんま総集編に
留まった、ということで、この辺は仕方ないですね。勿論一つの
映像作品として見た場合、後編は多少冗長ながら前後編合わせて
体裁としては整っているかなとも思いました。
 この段階では、まだまだ初見さんや子供さんにお勧め出来ると
俺は思っています☆

ーーー

 では、劇中見ながら思った、あるいは妄想したこと。

・ワルプルは、実は魔女化したほむらじゃないのか?

 舞台装置の魔女。デウスエクスマキナ的な。大きな特徴として
歯車が出てきます。
 ほむらも、歯車が特徴なんですよね。そして、どの時間軸でも
決まった時間、決まった場所に現れるっぽい。他の魔女は、別に
全く同じタイミングで現れるわけではないのに。
 そう考えると、もしかしたらワルプルは魔女化したほむらで、
色んな時間軸に同時に現れる=時空を超越している存在、という
ことなのかな、と。
 だから、手下として現れる無数の色んな魔法少女のシルエット
というのも、全ての時間軸の魔法少女を束ねる存在みたいな属性
が現れているのかなぁ、なんて思ってみたり。
 まぁ、多分公式的には違うんだろうけど。ワルプルが誰の魔女
なのか知っている方は是非教えて下さい☆

・QBは何故ほむらを魔法少女にしたか?

 最初の周回、即ちほむらが魔法少女となった周回のこと。
 何故QBは、ほむらを選んだのか?
 ここで、もし俺がQBならどんな青写真を描くかを妄想。
 ・・・ワルプルは見滝原市を壊滅させ、そこに住む魔法少女を
全滅させていく。そこで、災害後の見滝原をテリトリーとする、
新たな魔法少女を立てる必要が生じる。その際、既に魔法少女を
知っている人であれば説明が省ける。まどかと親しいほむらなら
適任と考えられる。
 では、QBはほむらがどういう願いをすると思っていたのか?
 ・・・概ね、まどかを復活させて欲しい、ってところか。
 それで、暫く見滝原をまどかとほむらが守って行く、ほむ得な
状態になるわけだw
 なにこの同人設定、素晴らしい。
 っていうか今思ったけど、魔法少女死亡→次の魔法少女が前の
魔法少女を復活させる→魔法少女2人死亡→次の魔法少女が前の
魔法少女2人を復活させる→以下略、というループが成立すれば
QBさんエントロピーをネズミ算的に回収出来るんじゃねーの?
 もしかしたら、ほむらはその最初の試金石として用意させた、
という風に考えてみたら楽しくなってきたw
 要するに、魔法少女と仲良くさせておいた少女ならその復活を
願うハズ、これが成功すれば後は・・・みたいな。
 でも、ほむらの願い事はQBに取ってイレギュラーとなった。 
 ・・・というか、そもそもほむらがまどかに救われた時点で、
イレギュラーだったのかも知れないね。

・マミさん毎回綺麗にSG壊されて死ぬよね

 どの周回でも、まどかでさえSG穢れきって魔女化していると
言うのに、マミさんは毎回魔女化しない死に方してるよねw
 実は本気出しきってない!?

・リボンほむほむがQBに穢れを後ろ向きに沢山投げるシーン

 ・・・このシーンが大好きだーーーーーーーーーーーーー!w
 ここが個人的にほむほむで一番可愛いシーンだぁぁぁぁwww
 以上wwwww

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 さて、次は予告編について書きますが、これは更にネタバレ度
高くなるので、予告編ネタバレ嫌だ!って人は回れ右、バッファ
置きますね。



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(以下、二百由旬)







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 さて、予告編ですが。
 これは脳汁出た。俺得な展開すぐるwww
 というか、途中から「叛逆か?叛逆なのか?」って脳内ずっと
思っていて、果たして最後に提示されたタイトルが「叛逆編」と
言うことで、その瞬間「うはwwwおkwwwww」と脳汁噴出
で素晴らしくハイな気持ちになりましたよw
 俺の一番見たい「その後の世界」が見られそうだよ!
 はい、俺はああいうのに目が無いというか大好きでねーw
 でも、そうなると、後編までは「子供に見せたい」と思ってた
けど、叛逆編は見せられないかな。俺の想像に沿った内容なら。
どうなんでしょ。
 それはともかくとして。
 うん、タイトルがまどかマギカなんだから、まどかを出さない
訳には行かない、そういう苦心がチラホラ見て取れる、そういう
構成でしたね。なおかつ、一度作った箱庭をまたぐちゃぐちゃに
いじり倒して行きたいと。
 俺はエロゲーマーじゃないので、虚淵氏とはまどマギが初接触
なのですが、この人いちいち俺好みの話を描いてくるなぁ、と。
 で、パンフインタビュー見たら、どうやら80年代90年代の
アニメで用いられるシナリオ手法が好きだという。
 ・・・ああ、そりゃ俺好みになりますわ。俺もその年代の作品
を見て育った人間なので、2000年以降のキャラ中心主義的な
シナリオや日常系は正直あまり面白さが解らなかったわけでね。
 まぁ、最近日常系に関してはちょっと面白いかなと思えて来た
から適応してきたかなと思いますが。でも、やっぱり俺としては
世界観をガッチリ固めたような作品が好きなんですよねー。
 設定厨っていう表現がしっくり来るでしょうかw
 とはいえ、Fateには何故か興味が持てない何故だろうー。
 ファンタジー好きなのに。うーむ。
 話を戻して、と。
 個人的に俺が一番グッとキタのは、ほむらが段々鬼気迫る表情
に変わりながら恨み言っぽいのを吐いているシーン。ああいう、
激情と狂気の混ざった表情を見せる演出が大好きでね。
 というわけで、どうやら完全新作@叛逆編は、全俺が燃える、
そんな展開になる予感。個人的に叛逆とか反乱とかそういうのは
大好きなんでね。
 というか、テレビ版や後編のラストシーンでほむらの翼が天使
ではなく魔女っぽい描写になって全画面に広がる、それに対する
解明が為されるんじゃないかな?っていう期待が広がりますね。
魔女のいなくなった世界で魔女化した、あるいは魔女に類する力
を行使する、みたいな、そういう方向なのだろうかね。
 はい、まどマギは子供に見せたいって言って来たけど、叛逆編
次第では撤回せざるを得なくなるかも知れない、それはそれで、
しかし、俺的には激しく燃える展開になること請け合いだなと。
 ・・・ここまで期待しているんだ。
 失望させてくれないで欲しい(何様だよwww
 っていうか、予告編の時点でもう「これは楽しくなる!」って
思えて来ているので、ほんと、今から来年が待ち遠しいですね☆
 以上、後編の随想終わります☆
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随想@劇場版まどマギ前編

 この記事には劇場版まどか★マギカ前編に関するとても重大な
ネタバレが含まれている危険性があるのでネタバレ回避したい方
は迷わず回れ右です。



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(以下、二百由旬)







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 さて、劇場版まどマギ後編を見に行く前夜です。
 今週月曜に観た前編の感想っていうか、随想を少し書き綴って
みたいと思い、まどマギ新規カテゴリー立ててみたテスト☆
 当然、後編みたらまた随想書きます☆
 つーわけで、まずは前編観終わった直後のツイートを。

ーーー

 劇場版まどマギ見終わった〜☆ ネタバレは避ける。テレビ版
観た人間として、映画観た直後に言えるのは、上手く構成出来た
なぁってことと、演出的にキャラアンチ対策に見える状況がある
なってことと、第二部も是非観に行きたいってことと、期待以上
に楽しめたってことかな。後でブログで感想書こう。

ーーー

 まずは、この感想について解説したいと思いますw

・テレビ版観た人間として、映画観た直後に言えるのは、上手く
 構成出来たなぁってこと

 えー、劇場版まどマギは体裁としてはテレビ版の総集編という
ことだけど、個人的に感じたのは、前編は単なる総集編に終わる
ことなく、既存のシーンに追加描写を入れたり再構築したりして
テレビ版とはまた少し違った印象を持たせることに成功している
上に、全体の流れとしてもあまり齟齬なく構成出来たなぁ、と。
 単純に言えば、同じ話を再び観たってぇのに、楽しめたなと。
 だから、劇中ずっと「上手いなぁ、上手いなぁ」と思ってた。

・演出的にキャラアンチ対策に見える状況があるなってこと

 具体的に書くからネタバレ注意。
 テレビ版と比べて、多分上条や仁美に対するアンチの気持ちが
和らぐような描写が為されていると思った。
 テレビ版では、ただ単にさやかを絶望に叩き落とすだけと解釈
されがちな上条や仁美の行動だけど、劇場版に関しては、上条は
さやかに対して「酷いこと言ってごめんね」みたいな優しい言葉
を掛けている描写が追加されていたりするし(テレビ版では無い
描写だと思うけど間違っていたらゴメン)、仁美もさやかに対し
上条への思いを告白するシーンで表情周り、仕草、声のトーンに
変化があり、本当に友人のさやかを慮ってさやかに先に上条への
気持ちを伝えるファーストタッチを譲っているんだ感がより強く
伝わって来ているように思えた。特に仁美に関しては、しっかり
筋の通った行動をしている印象が強く、正直魔法少女のこと全然
知らないんだから仁美は責められないだろ、と感じやすい配慮が
為されていたように思う。
 まぁ、テレビ版の時点で仁美は何も悪かぁ無いだろと思ってた
わけだけど、やっぱりアンチ的な声もあったわけで、それに配慮
した描写回りの増強かなと思った。

・第二部も是非観に行きたいってこと

 早速明日後編観に行くずぇw

・期待以上に楽しめた

 ほんと、単なる総集編だと思ってた。少し描写改変があって、
正直テレビ版とは(少しだけだけど)印象違って見えたし、後編
どんな感想を抱くのか楽しみ。
 では、次に1回見た時点で解ったテレビ版との違いを、上記の
上条や仁美の描写以外で3点ほど書いてみる。

ーーー

・冒頭はまどかの夢オチではない

 テレビ版冒頭のほむらvsワルプル、そして僕と契約ryって
言うのがザックリ削られていて、その代わりまどかの生い立ちを
綴った内容になっている。
 ただし、劇中で「夢の中でほむらちゃんを見た」という台詞は
残っている。
 気になるのは、テレビ版冒頭の夢は10話のほむワル一騎打ち
に繋がるわけで、そのあたりの描写が後編どうなるか。

・マミられの前後の描写変更

 まず「もう何も怖くない」台詞周りで、マミさんのテーマ曲に
日本語の歌詞が付いたのと、その関係か少し台詞の方が削られて
いて、唐突に「もう何も怖くない」に至る。
 また、マミられた瞬間、テレビ版に無かった「SGが割れる」
描写が追加されている。
 この追加はGJ。魔法少女が身体を魔法で回復させられるって
ことで、首チョンパでも死にはしないのでは?という辺りの議論
も一気に解決している。つまり、シャルちゃんにSG噛み砕かれ
たんだな、というのが非常に解りやすく表示されている。
 まぁ、いくら魔法少女でも首チョンパされたら回復魔力不足で
即死すると思うけど、そうなるとSGは残っているわけで、なら
魔女化に至る描写が無いとおかしいよね、ということに。
 ・・・そう、魔法少女が魔女化せずに死にたかったら、SGを
一撃で壊すという方法があるんだよね。10話のマミさんがその
事実を直感的に推理して実行に移したんだとしたら、本当に優秀
なんだなって想ったり。
 まぁ、漠然と「SG濁りきったら死ぬ」って思ってる魔法少女
は結構多そうだけどね。魔女化までは想像出来ないだろうけど。

・さやかvs杏子の魔法少女戦が「盛られて」いる

 っていうかテレビ版と比べて、さやかの行動のカッコ良さが、
結構増強されて。おかげで、かなり見ごたえのある戦闘シーンに
仕上がっていた。これはマジで再構成GJ。

ーーー

 その他感じた事3点。

・大画面&大音量で見ると、イヌカレー空間の不気味さ倍増

 いやマジで、不気味やったわーw

・相変わらず8話でほむらがまどかに感情をぶつけたシーンで、
 何故まどかが泣いているほむらを放り出してその場を離れたか
 理解出来てない俺

 いやまぁ、現時点ではさやかの方が気になる!ってことだって
思うことにしているけど、なんつーか、目の前で泣いてる女の子
から背を向けるって行動は、ちょっと解説が欲しいなぁと。

・結果として1〜8話の総集編になったってことは・・・

 後編は9〜12話。1話20分として、109分と言われてる
映画の尺からすれば 時 間 が 余 る ! ?
 ってことは、 大 幅 追 加 ク ル ! ?

ーーー

 最後に、明日観る後編の追加シーンの予想をばw

・10話@ほむら★マギカの内容大幅増加

 これはまず間違いないと思っているのですが、どうかなwww
 特に、こういうシーンが追加されるかなと予想。

 → 魔法少女まどかのワルプル戦での死亡描写詳細

 これは願望だw
 っていうかシナリオを構成する視点から見て、幾度もの周回に
おけるまどかの死亡シーンを掘り下げた方が初見の方がほむらに
感情移入するレベルが上がりやすいかなと。
 そしてまどかの最期は毎回 \(^o^)/ ポーズw

 → 各周回のワルプルや各魔女戦の経過詳細

 尺稼ぎするなら、安直だけどコレが一番ファンを喜ばせ易いと
思うのですが如何か。
 っていうか、周回ではなく、ほむらとワルプルの最終戦のあの
テレビ版の神戦闘が更に増強されると思っただけで胸熱。まぁ、
あそこに関しては別に何も増強されなくても既に最強ってな気も
しなくもないけどね。

・ 実はアルティメットまどかはテレビ版の次の周回だった

 実はテレビ版のほむらとワルプルの最終戦は最終周回ではなく
もう1度リセットして、その次の周回でまどかがアルティメット
になる、というオチ。そうなると10話再構成の後は全て新作と
いうことになる・・・無いかw

・ 魔獣の世界大盛り

 再びマミや杏子が活躍するシーンを大盛りで!
 さやかは・・・さやかは・・・南無三。

・そう、さやかは南無三

 多分出番ほとんどねぇんだろうなぁ・・・いい意味でこの予想
裏切って欲しいと願っているさやかファンは多そうですね。

・ 実は再構成部分は追加シーンほぼゼロで、12話総集編終了
  した瞬間から完全新作前編が始まり、その結末は3作目放映
  まで待て、ということになる

 ウルトラCwwwww
 むしろ歓迎wwwww

ーーー

 以上、随想終わり!さぁーあ、明日の映画が楽しみだずぇー!
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