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映画「キングダム」感想

 4/26(金)に映画「キングダム」観賞しました。
 というわけで、レビュー、ではなくて、つらつらと考えついた順番に思ったこと、感じたことなど書いて行こうかしらん。邦画見るのなんて久しぶりですしおすし。
 えーキングダムっていうのは、中国の春秋戦国時代末期を題材にした漫画作品で、現在54巻まで発売されている大人気作品。少年「信」が「天下の大将軍」を目指すため、後に秦の始皇帝となる「嬴政」のもとで成長して行く物語。史実をかなり捻じまg、、、脚色している内容だが、史実に沿った流れも一部あり、ケレン味のある創作中国史モノとしては個人的にかなり好きな作品です。ちなみにそのちょっと前の時代を描く「達人伝」って漫画も好きです。
 以下、映画の本筋に極力触れないようにしつつ感想を。
 、、、うん。漫画原作の実写化としては、大変良く出来ていました。大体原作1〜5巻までの内容、多少脚色的変更はありましたが、概ね原作の流れそのままで、違和感なく見られました。というか、役者的にハマってたなぁと。特に素晴らしかったのは嬴政/漂の二役を見事に演じ分けた吉沢亮さん。目力の調整でウリ二つの二人を別々の人格に違和感なく、しかもどちらもカッコよく表現し得たのは凄い。正直この二人に関しては、俺の中で漫画版を超えたかも。
 長澤まさみさんも、完璧に楊端和でした。というか、今後楊端和は、もう彼女しか有り得ないんじゃないかってくらい、楊端和でしたね。某試写会レビューでは「太腿ばかり気になる」って書かれていましたが、気付いたら俺最後まで太腿全然見てなくて、その「完全に楊端和だこれ!」な雰囲気にむしろ魅入ってました。そう、本来脚フェチの俺がね!
 邦画にしては変な「間延び感」が無く、割とサクサク話が進んでいたことには好感。邦画ってより中国映画チックな進行速度だったかも。ただ、原作未読の人はちょっと置いてきぼり感あるかも?中国風人名も字幕が無いので、日本人の方々的に名前が想像しにくいんじゃないかなって心配だったり。「しん」「えいせい」「ようたんわ」だとか言われても、ねぇ?
 邦画アクションもの特有の「絶叫系熱演」が多すぎる点も目についたかな。まぁ主人公自体が熱血おバカキャラだからってのもあるけど、シーンごとに吠えるように演技されると、いささか食傷。というか、痛々しい。この点は、漫画なら違和感なく許される演出なのですが、漫画の実写化ならではの難しさかも。なので、信に関しては山崎賢人さんのバージョンより漫画版の方が好きかな。というか現実なら問答無用で殺されてるぞクソガキって場所が多すぎて、それを実写で見させられると「こいつなんでこの場面でこんな言動して、それで無事で居られるの?」という画的説得力、リアリティが足りず、どうしてもそこで感情移入が一旦切れるんですよねw
 橋本環奈さんの河了貂は、顔の造形があまりにも「女の子」だったため、原作この時期の性別不明なところは表現しきれて居なかったかも知れませんが、コミカルタッチのキャラとしては良く表現出来ていたかなって思います。原作と比べて些かコミカル寄りな演出でしたが、映画の配役バランスとしては正解だったのかなぁと。脚色、原作アレンジという意味では、ラストの方でランカイを先に持って来た点も、映画としては正解かなって、個人的には思います。あそこの改変で、映画として「夢を叶える」という一つのテーマをハッキリ浮き彫りに出来たのかなって思います。
 本郷奏多さんの成蟜、満島真之介さんの壁、要潤さんの騰、彼らは凄くハマり役。違和感無さすぎです。今回の脚色で重要度が増した、坂口拓さんの左慈は、映画演出的には狙い通りだったのかなぁ、と。高嶋政宏さんは、情けない表情が特徴的な昌文君を演じるには、少し顔立ちが高貴過ぎたかな。大沢たかおさんの王騎将軍は、漫画版での圧倒的体躯が無いのでどうかなぁって思ってましたが、ミステリアスな雰囲気は出せて居たと思います。しかし、これ原作知らないと彼が劇中で何がしたかったのか、分かりにくいかも知れませんね。一応、本人による説明はありますけど。んふぅっ。
 歴史的には、呂不韋自らが遠征に出張っている、という設定は不自然だと思います。彼は軍人ではなく、あくまでも政治家なので。だけどキングダムの世界では龐煖が最強の武人(史実では文官)だったりと色々脚色されているし、キングダムという物語的には呂不韋の遠征が事の始まりなので、この辺りはにっこり笑ってスルーかな。
 総合して、楽しめました。まぁ、そりゃハリウッドの超大作には全然及ばないけど、というか同じ戦争モノでインド映画のバーフバリにも及ばないけど、それでも漫画原作付きエンタメ作品としては十二分に楽しめましたよ。もう1度くらいは観に行くかも?
 あと最後に。一番はじめのテロップに「中華」って書かれて居たのは本当に良かった。そう、あの頃は「中国」じゃなかったの。「中華」って表現にしたの、本当に良い。
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